秋の薬膳
薬膳料理と言うと、漢方薬が入った料理を連想されるかもしれませんが、実際はそれだけではなく幅広い意味を持っています。
薬膳とは、中医学の考え方を基本に、季節や体質に合わせて食材を選んで作る料理のことです。中国には、「薬食同源」「食養生」と言葉があります、食材も薬と同じように身体を治す効果があると考えられていました。
秋は乾燥する季節、夏の疲れをそのままで秋を迎えると、草木も枯らす乾燥した空気が、身体の潤いを奪っていきます。「肺」や身体に潤いを与える食材を選びましょう。
私たちが住んでいる作州の伝統食にも、薬膳の知恵が活かされています。地元の食材を使って、日々の食事に薬膳の考え方、先人の知恵を取り入れて、健康で健やかな毎日をおくりましょう。
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